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VS『SOUL TRAIN』~くだらなくゆるい恋愛妄想世界~
2008 / 05 / 16 ( Fri ) 23:34:24
鑑賞日:2008年4月27日(日)

14回表:★★★★(期待点)

SOUL TRAINSOUL TRAIN
(2007/01/26)
勝地涼

作品詳細はこちら
9回の攻防(VS『顔』~あなたの『顔』は何点ですか?~)で書いた劇団「ポツドール」の主宰である三浦大輔氏が脚本&初監督をしたというこの『SOUL TRAIN』!

こりゃ観ない訳にはいきません(笑)と言う事で、まずはキャストとあらすじです。

【キャスト】
 ・勝地涼:須藤
 ・掟ポルシェ:野木
 ・黄川田将也
 ・高橋真唯
 ・etc…

【あらすじ】
 深夜のレンタルビデオ店「ソウルトレイン」。客足も疎らな店でフリーター須藤(勝地)と先輩・野木(掟ポルシェ)は毎晩くだらない話で盛り上がる。ある夜、バックルームに突然現れた女の子に一目ぼれする須藤。それからというもの、須藤と野木の間にも微妙なすれ違いが生じ…。
14回裏:★★★☆☆(満足点)

原作が『THE3名様』の石原まこちん氏という事で、ゆるい感じのコメディとは予想してたのですが、想像以上にゆるく(笑)またほとんどのシーンが、レンタルビデオ店の店内、それもバックルームの中で展開されるので、映画を観てるというよりは演劇を観ている感覚に近い作品です。

いや、それはつまり原作者石原まこちん氏の特性(『THE3名様』も深夜のファミレスのみで展開されるお話)と、演劇界をホームグラウンドに活躍する三浦大輔氏の演出というモノをコラボさせる上では、最上な世界だとは思うのですが、いかんせん昨今の目まぐるしく展開する他の映画やドラマに慣れていると、あまりにも展開しないストーリーに退屈感を隠せませんでした…orz

また、演出方法も独特で、映画の最初から登場人物達のどアップが多用され、これにはやはり戸惑いを覚えてしまいました。
しかし、ある夜バックルームに突然現れた女の子に、主人公の須藤が一目惚れするシーンを境に、その戸惑いは激変するのです。

そうです!このどアップの多用が、主人公の内面の変化を如実に映し出す最良の演出になっているのでした☆
つまり、三浦氏はこの映画で、映像を展開していくのでは無く、心情を展開する事に挑戦していたのです!(と、僕は勝手に解釈しています笑)
さすがは、人物の内面とそこに潜むリアルを抽出する事に長けた三浦氏です♪

しかしながら、展開される心情は童貞男のくだらなくゆるい恋愛妄想世界なんですけどね(笑)
でも、男性の多くの方々は、この世界に少なからず共感できるのではないでしょうか?

もちろん、僕もその一人です(笑)

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